使用の目的:保湿
類似した成分:ハチミツ、プロポリスエキス
ローヤルゼリーエキスとは化粧品に幅広く含まれている成分で、糖類の一種であるフルクトースやグルコース、脂肪酸の一種である10-ヒドロキシデセン酸やグルコン酸、各種のアミノ酸などを含んでいます。ミツバチの若い「働きバチ」が花粉やハチミツを原料として摂取し、体内で生成することによって得られる成分で、女王蜂のいない巣箱に幼虫を入れた「王台」と呼ばれる装置を設置し、ミツバチの修正を利用することで集めることができます。
特筆すべき性質としては優れた保湿作用が挙げられます。ローヤルゼリーには保水力に優れ、肌とも馴染みやすい糖類やアミノ酸が豊富に含まれているため、肌につけると角質層の水分量を増やす効果を期待できます。また、10-ヒドロキシデセン酸には優れた抗酸化作用があるため、紫外線などの外的刺激によるシミやソバカスの発生を防ぐ効果も期待できます。
天然由来で食品としてもお馴染みの製品であること、また、アレルギーの原因となるタンパク質を精製の段階で取り除いていることから、安心、安全に利用可能な成分です。また、ローヤルゼリーにはビタミン類なども豊富に含まれており、肌のコンディションを総合的に整える効果が期待できます。しかし、10-ヒドロキシデセン酸等の効果については検証が不十分な部分もあり、今後の解明が待たれます。
類似した成分としてはハチミツが挙げられます。ハチミツはローヤルゼリーエキスと同様にミツバチによって生成される成分ですが、糖類であるフルクトースやグルコースの含有量が多い一方、10-ヒドロキシデセン酸などを含んでいない点で異なります。一般的に保湿や保水の作用のみを期待する場合はハチミツ、抗酸化作用などプラスアルファの効果を期待する場合はローヤルゼリーが用いられます。