冬のUVケアは日焼け止めの塗り直しが必須‼正しいケア方法を解説

くすみ

「冬も日焼け止めを塗らないといけないのかな?」
「冬でも夏と同じUVケアをする必要があるの?」

このような疑問をお持ちではないでしょうか?
冬のUVケアは必要性を感じていないと後回しにしがちです。

しかし、美肌のためにはたとえ日差しが弱く日光にあたっても肌が黒くならないような冬でも、日焼け止めでUVケアをする必要があります。

この記事では、冬の日焼けの特徴と正しい使い方を解説します。冬にオススメのUVケア商品もあわせて紹介するので、参考にしてください。

冬でも日焼け止めでUVケアが必要なワケ

【冬の紫外線対策】でも詳しくお話居ていますが、冬には、夏とは違う形の紫外線が私達の肌まで降り注いでいます。

冬の紫外線は、たくさん浴びてもすぐには皮膚の色が変化しにくい特徴がありますが、肌の奥まで届いた紫外線はシミの原因物質を生成します。肌の奥に浴びた紫外線の影響は、数か月から数年間の時間を経てシミやくすみとして現れるところが大きな特徴です。

これを避けるためには、冬の間も日焼け止めを正しく塗り、紫外線対策が必要です。

日焼け止めの効果的な塗り方

日焼け止めは正しい方法で塗りましょう。量が少なすぎたりムラがあったりすると、本来の効果が得られない場合があるからです。ここからは、顔とからだに分けて日焼け止めの正しい塗り方を解説していきます。

日焼け止めの塗り方〜顔編〜

1.しっかり保湿

日焼け止めを塗る前には必ず保湿をしましょう。「日焼け止めは乾燥するから苦手」という人もいると思いますが、塗る前の保湿で改善できる場合もあります。顔全体を乳液などでしっかり保湿してから塗ることがポイントです。

2.顔の5か所からまんべんなく広げる

1円玉程度の量の日焼け止めを手に取り、指でおでこ・鼻・あご・左右の頬の5か所に日焼け止めを置きます。その5点から、まんべんなく顔全体に広げましょう。このとき、顔をこすらずムラがでないように塗り広げるように注意が必要です。目尻や小鼻など、細かい部分の塗り忘れにも気をつけましょう。

3.顔の出っ張り部分を中心に塗り直す

日焼け止めの塗り直しは、とくに鼻・頬・おでこといった、高さのある部分を中心に行います。また、顔をさわる癖がある人は、自分がよく触る部分を意識して塗り直しましょう。

冬におすすめの日焼け止め(顔用)

■花王 キュレル UVエッセンス 50g [SPF30/PA+++]

敏感肌に対応した肌に優しいコスメを販売しているキュレルシリーズの日焼け止め。
のび、肌なじみがよく、塗り直しがしやすいのでおすすめです。また、セラミドケア成分が配合されているため、乾燥肌の潤いケアもできます。ドラッグストアで1000円以下で購入できる手軽さもポイントです。

■アネッサ パーフェクトUVパクトN 12g [SPF33/PA+++]

日焼け止めでおなじみのアネッサから発売されているUVカットパウダー。
顔は手で触れたり、汗をかいたりなど、日焼け止めが剥がれやすい部分です。パウダータイプの日焼け止めなら化粧の上からの塗り直しも手間がかかりません。アネッサ パーフェクトUVパクトNは5色のトーンが違う肌色から自分の肌にあった色味を選ぶことができ、カバー力もあるため、ファンデーション代わりに使用することもできます。

日焼け止めの塗り方〜からだ編〜

1.容器から肌に直線上に出す

からだに日焼け止めを塗るときは、顔とは違い日焼け止めの容器から直接塗るようにしましょう。とくに、腕や脚などの面積の多い部位は、腕の形に合わせて直線を描くように日焼け止めを出します。薄くつけることに慣れている人にとっては、出しすぎだと感じると思いますが、少し多いと感じる程度が適量です。

2.楕円を描くように手のひらで広げる

直線状に肌に置いた日焼け止めを塗りひろげていきます。このとき、手のひら全体を使って楕円を描くように塗っていきましょう。こうすることでムラを防ぎ、均等に日焼け止めを塗ることができます。
手の甲や指は塗り忘れることが多い部分なので、忘れず塗るようにしましょう。

3.手洗い・消毒のたびに塗り直す

アルコール消毒や手洗いをするたびに、手の甲の日焼け止めは落ちていきます。面倒に感じますが、その都度塗り直すようにしましょう。ハンドクリームにUVケア成分が配合されている商品もあるので、保湿ケアの一環としてバッグに入れておくこともおすすめです。

冬におすすめの日焼け止め(からだ用)

■ニベアサン ウォータージェル 80g [SPF35/PA+++]

ニベアから販売されているジェルタイプの日焼け止めです。みずみずしいつけ心地で、大量に使用しても肌への負担感を感じません。2種類のヒアルロン酸が配合されており、肌の保湿機能も備えています。ドラッグストアで1000円以下で購入できるので、気兼ねなく大量に使用できるところもポイントです。

■DHC UV ハンドクリーム 60g[SPF33/PA+++]

DHCのUVカット機能付きハンドクリームです。DHCでおなじみのオリーブバージンオイルなど、複数の保湿成分も配合されており手肌の乾燥対策としても優秀。手を洗ったあとに、ハンドクリームと日焼け止めを塗るのが手間だと感じる方におすすめです。

日焼け止めの効果持続時間は約2時間

日常生活での日焼け止めの効果持続時間は2〜3時間と言われています。日焼け止めの成分によって多少前後しますが、どの季節にどの日焼け止めを使用しても、基本的な持続時間は約2時間です。日焼け止めの効果を示す値として「PA」と「SPF」がありますが、このSPFが日焼け止めの持続時間を表しています。

SPFの値が大きくても2時間に1度の塗り直しが必要

日焼け止めの表示の種類である「SPF」は日焼け止めを塗ってから効果が持続する時間を示しています。数値の考え方は「SPF1=20分」の計算式で求められる数値が効果持続時間です。

例えば、SPF20の日焼け止めであれば効果持続時間は400分(7時間くらい)ということになります。このように、SPF30なら600分(10時間)、SPF50なら1000分(16時間くらい)と、数値が大きくなるに伴って効果持続時間が長くなります。

しかし、日常生活では洋服の摩擦や汗などで、せっかく塗った日焼け止めも気が付かないうちに落ちてしまいます。とくに冬は体温調節のためのマフラーやアウターの脱着が多く、衣類と肌の摩擦が多く起こります。このような外的な要因を考慮すると、日焼け止めは2時間に1回程度塗り直す必要があります。

摩擦に弱い日焼け止めは、このような刺激でも簡単にはがれてしまうので、こまめな塗り直しが必要です。

まとめ

美肌のためには冬でも日焼け止めでUVケアをする必要があります。日焼け止めの本来の効果を発揮させるには、2時間に1回程度の塗り直しも必要です。冬も日焼け止めを正しく使用して、効果的なUVケアをしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました