「まぶたのたるみのせいで、老け込んで見えるようになった」
「落ちてきたまぶたは整形するしかないのかな……」
このような悩みをお持ちではないでしょうか?
少し前までは、まぶたのたるみといえば加齢によるものと言われていましたが、パソコンやスマホ、タブレットなどの長時間使用で目を酷使することが多くなった昨今、若い世代でもまぶたのたるみを気にする人が増えています。
それにともない、美容整形でたるみを改善するケースも増加中。
一方で、美容整形をせず、「セルフアイケアでなんとかしたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか?
そんな方のために、この記事では、まぶたがたるむ原因とおすすめのアイケア方法を説明します。おすすめグッズやコスメも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まぶたのたるみが気になったら、いますぐケアを
まぶたのたるみは、気になったときにすぐケアをすることがオススメです。
理由は、ケアをせずに放っておいたまぶたのたるみが悪化し、眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)という目の症状を引き起こすことがあるから。主に、加齢による目の周りの筋肉の衰えや、疲れ目によって年齢問わず発症する場合があります。
たるみが悪化する前に、気になったタイミングですぐにケアをするようにしましょう。
眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)とは
ちなみに、眼瞼下垂症とは、まぶたを上げようとしても十分に上がらない症状のことをいいます。目を大きく見開いた状態で、黒目全体が露出させることができない場合、眼瞼下垂症が疑われますので、注意が必要です。
眼瞼下垂症になると、まぶたが十分に開かず黒目を覆ってしまうことで視野が狭くなります。さらに、視野が狭くなることにより、眼精疲労や肩こり、視力の低下につながる場合があるので、注意が必要です。
眼瞼下垂症を発症しないためにも、まぶたのたるみを少しでも実感したら、すぐにケアを始めましょう。
まぶたのたるみの2大原因は「疲れ目」と「加齢」
まぶたのたるみの大きな原因は、疲れ目と加齢です。それぞれの原因について、どのような対策をするべきなのか、詳しくみていきましょう。
対策1:疲れ目が原因のまぶたのたるみには、マッサージと温め
まず、疲れ目が原因となるまぶたのたるみについて説明します。現代は、スマホなど、デジタル端末のスクリーンを間近で見ることが多いですよね。人は、手元の40〜70cmの距離感で、見ていることが多いといわれています。また、デスクワークで長時間パソコンの画面を見続ける場合も多く、長時間かつ継続的な目の酷使により、目のピント調整をしている筋肉が疲れてしまうのです。
その他には、つけまつ毛や二重のり、まつ毛エクステなどの目に負担のかかるアイメイクや、コンタクトレンズの使用も原因となることがあります。
疲れ目が原因でまぶたのたるみが起きている場合は、まずは目の疲れをとることと、目を疲れさせない生活習慣を身につけることが重要です。
目の疲れをとるには、眼輪筋のマッサージをする方法があります。目の周りには筋肉やリンパが多く存在するため、マッサージで筋肉をほぐし、リンパを流して血行を改善することで疲れ目を改善できます。仕事の休憩やスキマ時間にできるマッサージ方法が多いので、習慣にしましょう。
〈スキマ時間にできる眼輪筋マッサージの方法3つ〉
1.眉毛が生えている部分の筋肉を人差し指と親指ではさみ、居た気持ちよい強さで刺激する。
2.目の下の部分をピアノを弾くような強さでトントンと刺激する。
3.目の周りの骨からこめかみに沿ってリンパを流すように刺激する。さらに、こめかみから耳の前、首、鎖骨まで流れるようにマッサージをすると効果的です。
もう一つのおすすめ対策は、疲れた目を温めること。目が疲れたと感じる場合、目の周りが血行不良になっていることが多いからです。血の巡りを良くすることで、疲れ目を改善できます。目を温めることでリラックス効果も得られるので、1日に1回、ホットタオルやホットアイマスクで目を労る習慣を付けましょう。
また、最近では目を温める美容家電も人気です。手軽に本格的なアイケアができるので、使用してみてもよいでしょう。
■パナソニック|目もとエステ
パナソニックの人気アイケアグッズ。低温(約38度)、中温(約40度)、高温(約42度)の温度を選ぶことができます。目元に温かいスチームを当て目の疲れをとってくれます。使用時間によりスチームの強弱リズムも変えられるので、睡眠時やオフィスなど、さまざまなシーンで使用可能です。
対策2:年齢が原因のまぶたのたるみには、眼輪筋エクササイズと保湿
次に、加齢によるまぶたのたるみについて説明します。加齢により、まぶたがたるむ大きな理由の1つは筋力の衰えです。この場合、目の周りの筋肉を鍛える眼輪筋エクササイズをすることで改善できるかもしれません。
〈スキマ時間にできる眼輪筋エクササイズ3ステップ〉
ステップ1.眉毛を上にあげ、最大限目を見開く。
ステップ2.指で眉下の筋肉を固定する。
ステップ3.筋肉を固定した状態で、目を閉じるようにまぶたを動かす。これを1日に10回繰り返す。
エクササイズといっても、簡単ですよね。トイレ休憩などのスキマ時間を利用して、毎日行いましょう。続けることで、少しずつ目元の筋肉が鍛えられます。気をつけなければならないのは、強い力でまぶたを直接刺激しないこと。まぶたや目の周りの皮膚は薄いため、強い刺激を与えると炎症や筋肉を傷つける原因となります。
もう1つの方法としては、目元専用のアイケアクリームの使用です。加齢によるまぶたのたるみの原因として、肌の水分保持機能の衰えがあります。目元の保湿に特化して作られた保湿力の高いクリームを使用することで、うるおいとハリのあるまぶたを目指しましょう。疲れ目やドライアイ、目の下のクマなど、目のトラブル全般に対応したものもあるので、自分の症状に合わせて使い分けてみてください。
■キュレル|潤浸保湿 モイストリペア アイクリーム
低刺激性の人気ライン、キュレルのアイケアクリーム。敏感肌にも優しい保湿クリームです。こってりとしたテクスチャーが特徴で、皮膚の薄い目元にもうるおいが浸透しやすい工夫がされています。
■クラランス|グラン アイ セラム
保湿だけでなく、目元の引き締め効果もあるクラランスのアイケアクリーム。肌との密着度も高く、よく馴染みます。クマやたるみにも効果があるとの口コミも多く話題です。
まとめ
まぶたのたるみの原因と、その対策について紹介しました。デジタル端末を毎日何時間も使用する現代人にとって、目元の悩みは多くの人が抱えている問題。年齢問わず、生活習慣や正しいケアを身に着けて、気になるまぶたのたるみを根本から改善しましょう。
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